【自治連合会が主に行っている会と活動】
私たちが住む和白東校区は、生きがいと安らぎを覚える素晴らしい校区です。
さらに、お互いの人権を尊重し合うことを通して、“やっぱり和白東に住んでよかった”と住民のみんなが思える校区をめざして、平成7年2月に「和白東校区人権尊重推進協議会」が結成されました。いま国際社会では、「人権」の問題を抜きにしては何事も進展しないというのが世界的に大きな潮流となっています。
人権というと、むずかしく考えられがちですが、人間が「人間らしく生きる権利」「人間が人間を大事にする」ことだと考えます。
ところが、長い間の社会的習慣や無意識の言葉で、他人の心を傷つけ、悲しませたりすることは、私たちの周囲には意外と多いのではないでしょうか。
私たちは、それぞれ立場は違っても人間としての願いは同じです。誰もが、自分の人生を精一杯人間らしく幸せに生きたいと願っています。
子どもや孫たちの幸せな未来のために今一度、私たちの人権感覚を問いなおすために、自治連合会をはじめ校区内の機関、団体を中心に結成されたものですが、住民のみなさんの参加と積極的なご協力があってこそ、その成果が広まっていく組織です。
差別のない、みんなが大切にされる地域をめざし、一歩一歩確かな歩みを続けて参りましょう。
-人権尊重協議会-
-社会福祉協議会-
今、社会は少子、長寿、核家族化が急速に進み、様々な価値観をもち、立場の違う、人達の混在する社会へと移行してきています。こうした社会で求められているものは、「安心」して働きたい、「安心」して子育てがしたい、「安心」しておつきあいができたら…等々みんなの願いです。人間関係で大切な事は、人権を尊重する「思いやり意識」を培う事だと思います。日本の中学、高校生の「思いやり意識」は国際的に見て極めて低いという記事を見たことがあります。思いやり意識が高いことが、非行や犯罪の抑制要因になり、最近の少年の凶悪事件多発は、この思いやり意識の希薄化と関連が深いと分析しています。その背景には、大人社会が思いやり意識を失った、事が指摘されています。
思いやり意識を培う方法は、余りにも身近なことです。お互いに「挨拶」を交わすことから始まるようです。
そこから初めてお互いの心が通う、という事を実感します。1996年4月より校区で取り組んでいる「あいさつ運動」が地域住民ぐるみの大きな輪になっていく事が豊かな心、住み良い、まちづくりの基本となるものと考えております。
私たちの和白東校区は生きがいと安らぎを覚える、明るいまちづくりを目指しております。じっくり取り組んでまいりましょう。
皆様方のご理解、ご協力をお願い申し上げます。
「活動の内容」
1、 朝立ち指導日時:毎月15日 7:40〜8:20
朝立ち指導場所:通学路4個所
2、 広報車による巡回キャンペーン :年間4回実施
平成8年10月「安全と安心の町づくり」を目指して、「和白東地域安全活動隊」を結成し、防犯を主として月1回午後8時から約2時間を目安に、拍子木を叩き、夜間パトロールをしています。
また、年3回防犯通信「地域安全だより」を発行し、校区の皆さんに情報の提供をしています。
パトロールの結果については「活動報告書」を防犯協会事務局に提出しますが、地域で解決できる問題は、関係団体に善後策を依頼することにしています。 又、夜間パトロールにより少年非行や犯罪防止に成果をあげています。
平成3年雲仙普賢岳大規模火砕流災害、平成7年阪神・淡路大震災、その他風水害発生等で、災害の恐ろしさが身近なものとして考えられるようになり、従来の防犯組織に加えて防災組織を編成し、防災・防犯を一体にした、「自主安全協力会」を平成10年10月に結成しました。
防災団は、災害が発生した時の応急活動を迅速かつ効果的に行うと同時に、災害に備えた訓練を行う事を主な目的にしています。
また、防災団は、
○情報班(情報の収集・伝達)
○消化班(消火器等による初期消火)
○救護班(負傷者の救出救護)
○避難班(住民の避難誘導)
○給食班(給食・給水活動)
に編成されています。
災害には予告がありません。いぎと言う時の為の日頃の訓練、心構えが人的、物的被害を最小限に食い止める大きな力になると思われます。
和白東に居住している一人一人が安心・安全の町づくりを目指して行く心構えが大切な事だと思います。