和白東校区と福岡工業大学との共働・連携したまちづくりの取り組みについてご紹介します。
それはキャンパスサミットから始まりました。
平成9年11月にスタートし、6年になろうとしています。
このキャンパスサミットには、福岡工業大学側から法人事務局、教職員と学生〈自治会)、地域を代表して和白東自治連合会、町内会、さらに、東区役所、東警察署、和白交番、JR筑前新宮駅の方々に出席頂き、2カ月に1回の定例会議をしています。
地域に密着したまちづくりをテーマに活発な意見がだされ色々な問題に対応してきました。
話し合いの成果は顕著に表れ、ごみの不法投棄が無くなり、市が取り組むごみの分別収集もスムーズにできたことや、学生の不法駐車が無くなった事、又、交通事故の発生件数も激減した事等、その効果も大きく、キャンパスサミットも幅広く認知されてきました。
キャンパスサミットを継続して行くなかで、さらに町内と大学の行事も相互協力のもとに内容もより充実したものになって来ました。
その一つとして、11年4月より実施してきました、キャンパスクリーンディがあります。
月1回(第3水曜日) キャンパス内はもとより、JR筑前新宮駅までの大学周辺を取り巻く町内のクリーン作戦を行なっています。
町内会も老人クラブの方々を中心に参加し、環境美化に共同で取り組んでいます。
こうした活動の中から、環境美化とリサイクルをめざした『エコタウン推進委員会』を平成12年9月に発足しました。
委員会の構成メンバーは、和白東校区と美和台校区自治連合会、商店会、JR筑前新宮駅と福岡工業大学、さらに福岡市東区役所生活環境課、新宮町環境課で構成しています。
平成13年7月にリサイクルフェアとして、空き缶回収機をレンタルし、大学講内でエコフェスティバルを開催しました。
1日で1,500個もの空き缶を回収できました。
市の『モデル事業』として 指定をいただのを契機に、委員会の名称を『エコタウン実行委員会』と改め、本格的に空き缶回収機設置に向けて活動を開始しました。
協賛商店会の勧誘、地域への啓発、機器・回収缶の処理などの管理運営、当番の確定など時間が掛かりましたが平成14年8月27日に『エコステーション』をオープンいたしました。
オープン当日東区役所からは松永区長さんに出席いただき、小学生、中学生も加わってテープカットを行いました。
エコステーション設置後1年たちますが、図表でも表示していますように80,000個近く回収できました。塵も積もれば山となるです。
今後の運営については、検討を加えながら行なっていきたいと思います。